外構に使用するコンクリートブロックの凍害と予防策について

2012/5/1 (火) Posted in 外構お役立ち情報,
Share on Facebook
LINEで送る

外構工事の際、コンクリートブロックはほぼ使われるものなので施工上でも気をつけないといけない項目の一つです。ブロックのひび割れ等の大半は、施工上の手抜きということです。

コンクリートブロックの凍害と予防策

冬期、凍結でブロックが破損する要因として、ブロック接合部分にモルタル重点をしていないために雨水が侵入し、その水が凍結・膨張して破損する事例があります。

注意

ブロックに水がたまると・・・

・水の凍結によるブロックの膨張破損=凍害
・充填モルタルやブロックからの白華の折出

このような場合は、水抜き補修が必要になります。

防止策としては、凍害のおそれがある施工現場においては、次のような施工を行う必要があります。

・笠木の脱落防止及び目地部分の水の侵入防止のために、ブロック天端や横筋用空洞部などにもモルタル充填し、笠木はしっかりと固定する必要があります。

外構の際、隣地との境界にブロックを使用したり、土留めなどに使用しますが、施工方法をきちんと守らないことにより倒壊や傾いたりします。ブロックを積む基礎部分も大事ですが、ブロックもきちんとした施工を行わなければいけません。

その分、手間もかかりコストがかかりますが、みなさんは安さを追求し安全面を考慮しますか?

今の現状では、ほぼ価格で決めることに重点がおかれていますが、今後、時が流れる度にその差が歴然としてきます。

外構価格の比較はいいのですが、金額だけではないことを知っていただきたいと思います。

You must be logged in to post a comment.