外構の価格だけではわからないこともある

2012/8/7

外構工事の見積もり依頼が多いのですが、「他社がいくらなのでこれよりさがりますか」と最初に言われることがありますが、実際にそこの見積もりがどのような構造や使うものがわからないとわかりません。

構造部分でも大幅に金額が変わってくるので、建売みたいな簡易的な方法ですればそれなりに安くできますが、外構の保証はできないのが当然です。

一番わかるところは、ブロックの基礎部分で鉄筋をL字に曲げて組み立てをしているかを見ればわかります。ただ鉄筋を差す所が多くあるので、一番大事なポイントです。このように、構造によって金額に差がでるのは当然ですが、手抜き工事を見かけると同業者として心が痛いです。

そして、使うエクステリアによっても変わってきます。カーポートやフェンスなど海外で製作しているところも多くあり、最近の出来事ですが、某有名メーカーの商品で欠陥があることがわかりました。アルミの中に不純物があり、すぐに腐食し色が変わるというものです。外見はよくみえるのですが、内側の見えないところなのでわからないことだったのですが、他社有名メーカーのアルミ製品を外に並べておいてわかりました。

実際にそのメーカーが作っているものをオリジナルなどや安く売っているネット通販などの会社が売っている商品です。

そして、カーポートなどの基礎の大きさも、安く抑えるために手を抜いているところも多く、ホームセンターや格安通販の施工には要注意です。

外構工事が初めてという方は、安易に他社より安ければいいなどと考えてはいけません。だからと言って高い所が良いとも限りません。色々な外構施工現場などを見て、自分なりに知識を高める必要があります。

外構も機能性だけではなく「美観」や色・質感にこだわって

2012/7/16

当社も、お客様が毎日目にするからこそ美観や色・質感などにもこだわり、満足して暮らせるように、打ち合わせに時間をかけて、住み手に添った外構プランをするように心がけています。

ですが、お客様の希望を優先しプランを一緒に考えることで愛着もわくと思いますので、できるだけこちらの意見を押し通すことはしないようにしています。

そして、建物があらかた完成してから、サンプル見本などを何度も突合せるなどして色や素材の変更などを吟味するようにしています。その建物に合わせ、木調色やアルミ形材色など外観に合わせることも大切なことですが、さすがに、色合いがおかしい時はおすすめしないようにしています。

最近では、ナチュラルな木調などの質感にしたいと要望があり、外構プランもそのように作りますが、あまり質感や美観にこだわると予算オーバーということが多いのも事実です。

できるだけ予算に合わせるようにしていますが、外構図面だけほしさの依頼も多くあり、最近他社ではお金を取るところが増えてきています。

余談もまじりましたが、機能性だけではなく質感や色合いにこだわってみるのもいいかもしれませんね。(予算次第で)

経済的な外構商材「ブロック塀の安全性」

2012/5/20

外構工事におけるブロック塀は狭い国土におけるわが国において、建物の外構構造として、防犯性・防火やプライバシーなどの確保にとても役立っています。また、施工性という面からも、手軽で加工しやすいのが特徴です。

その反面、地震などで倒壊事例が報告され、ブロック塀の安全性が危険視されているのも事実です。
しかし、地震などで倒壊したブロック塀の主たる原因は、不適切な設計・施工および経年変化による性能低下であると考えられます。ブロックはしっかりと決められた基準通り設計・施工を行えば、地震にも強く、耐久性、経済性にも優れた外構商材です。正しい基準のもとに工事が行われ「安心安全なブロック塀」として認知していただくように、今後も工事をしていきたいと思います。

そして、ブロック塀の基準には、「建築基準法」と日本建築学会の「コンクリートブロック塀設計基準」があります。建築基準法では最低限の基準のみが定められていますが、コンクリートブロック塀設計基準では、建築基準法より細かく、そのほとんどがより厳しい基準で定められています。

このようにきちんとした施工をする場合は、外構価格もおのずと高くなりますが、将来安心できることを考えれば安いかもしれません。

そして、忘れてはいけないのがメンテナンスです。いつまでも安心できるには日ごろからメンテナンスが必要になります。

追記:外構業者として、手抜きをせずにきちんとした工事をしていきたいと思います。

外構に使用するコンクリートブロックの凍害と予防策について

2012/5/1

外構工事の際、コンクリートブロックはほぼ使われるものなので施工上でも気をつけないといけない項目の一つです。ブロックのひび割れ等の大半は、施工上の手抜きということです。

コンクリートブロックの凍害と予防策

冬期、凍結でブロックが破損する要因として、ブロック接合部分にモルタル重点をしていないために雨水が侵入し、その水が凍結・膨張して破損する事例があります。

注意

ブロックに水がたまると・・・

・水の凍結によるブロックの膨張破損=凍害
・充填モルタルやブロックからの白華の折出

このような場合は、水抜き補修が必要になります。

防止策としては、凍害のおそれがある施工現場においては、次のような施工を行う必要があります。

・笠木の脱落防止及び目地部分の水の侵入防止のために、ブロック天端や横筋用空洞部などにもモルタル充填し、笠木はしっかりと固定する必要があります。

外構の際、隣地との境界にブロックを使用したり、土留めなどに使用しますが、施工方法をきちんと守らないことにより倒壊や傾いたりします。ブロックを積む基礎部分も大事ですが、ブロックもきちんとした施工を行わなければいけません。

その分、手間もかかりコストがかかりますが、みなさんは安さを追求し安全面を考慮しますか?

今の現状では、ほぼ価格で決めることに重点がおかれていますが、今後、時が流れる度にその差が歴然としてきます。

外構価格の比較はいいのですが、金額だけではないことを知っていただきたいと思います。

コンクリートブロックの特性

2012/4/2

外構工事でよく使われるコンクリートブロックの特性についてです。

コンクリート製品の特性

一般に、コンクリートブロック製品は他の建材に比べると、耐久性に富んだ建設材料です。そのため施工後のメンテナンスは、通常ほとんど必要とされません。(きちんとした施工をした場合)

しかし、近年の需要は、景観性に優れた化粧コンクリートブロックが主体となりつつあります。色合いや肌合いなど、化粧コンクリートブロックの特性をいつまでも損なわないようにご使用いただくには、状況に応じたメンテナンスが必要になります。

外観や耐久性を損なわせる原因としては、主に次のようなものがあります。これらは、一概に製品の性能上の欠陥ではありませんが、適切な予防と対策で、ある程度防ぐことができます。

 

白華

現象
「エフロレッセンス」とも言われます。主に水に融解したセメントのアルカリ成分が、大気中の二酸化炭素などと結合してブロック表面に白く表れる現象です。特にブロック製造直後や施工初期に多く、低い気温や高い湿度、雨や雪、風通しなどの影響により発生しやすくなります。レンガでよく見られますが、レンガ事態が白華するのではなく、セメントを使っている目地から発生します。

弊害
白華により製品の性能が損なわれることや、環境や人体に悪影響はありませんが、外観が損なわれるため、しばしば問題視されるることがあります。

凍害

現象
コンクリートの凍害には、2つのケースがあります。いずれも、特に気温差の大きい寒冷地で施工されたブロックでしばしば発生する現象です。

・初期凍害
コンクリートの初期硬化において、凍結または凍結融解の繰り返しにより強度低下や破損を起こす現象です。

・一般的にいわれる凍害
十分に硬化したコンクリートが、長い年月の間、凍結融解を繰り返した結果劣化するものです。

汚れ

現象
年数の経ったコンクリートブロックの表面は、雨や雪などの影響で物理的に劣化し、細骨材が露出してきます。露出面は一般的に多孔質化していくため、凸凹ができ、吸水率も高くなってきます。そこに粉塵やカビ菌が付着するため、汚れや黒ずみが生じます。
泥やホコリなどの他にも、カビや藻などがブロックの美観を損なわせる場合があります。特に湿度の高い時期や日陰に多く発生します。

注意
汚れを落とすために高圧洗浄機等を用いる場合には、事前に必ず目立たない場所でためし洗浄を行う必要があります。水圧が強すぎると、変色や剥離がおこる可能性があります。

ひび割れ

セメント製品は乾燥収縮により体積が減少します。気温の低下によっても収縮します。このような乾燥や温度変化が繰り返されると、ひび割れが発生します。発生の状況は場所や気候により様々です。

注意
コンクリートブロックにフェンス(アルミ製・木製・スチール)を取り付ける場合は、原則として重量ブロックを使用します。
特にモルタルに硬化促進剤を用いる場合は、混合剤との相性が悪くブロックに悪影響が及ぶ場合があります。
実際にあった事例では、施工時の充填モルタルに硬化促進剤を使用した場合、急激な乾燥、収縮等がおこり、フェンスの柱のところがブロックごとひび割れを起こした事例もあります。

フェンス施工など、安価な工事見積もりを出すところがありますが、硬化促進剤等を使い早く済ますエクステリア業者もいます。最初わからなくてもひび割れがおこりますので気を付けてください。

外構商材には色々な特性がありますが、それを防ぐ薬品も多く出ていますが、使用量等など取扱いがむずかしいものもありますので、外構業者の専門的なところに依頼しましょう。

外構工事をはじめる前に

2012/3/5

はじめての外構工事はあわてずに

最近では、おしゃれなデザインの外構工事が増えてきました。単にブロック塀にフェンスなど当たり前の素材ではないものも多くあります。

外構工事は、外観やデザインにこだわることが多いのですが、あまりこだわり過ぎても家の外観にマッチしなかったり、使い勝手が悪くなる場合がよくあります。

デザイン重視で外構をつくるのではなく、使い勝手や将来のライフスタイルに合わせた計画をすることも大事になってきます。

そして、外構工事をするのにあせってはいけません。

土のままやポストなどなにもないからと言って、はやく外構工事を済ませたいと思われる方がおおいのですが、それが失敗することにもつながります。

入念な打ち合わせをすることで気づくことが多く、後々後悔することが無くなります。

できれば打合せは短いことにこしたことはない外構業者も多いはずです。外構の打合せを入念にしていないと、1年も経たずに外構リフォームをしたいということを良く聞きます。

一生に一度という思いで外構プランを立てることをお勧めいたします。

外構業者の下請け依存・コスト削減

ハウスメーカーが高いのはご存じのことだと思いますが、仕事が安定するのには下請けに入ることが一番楽なやり方ですが、そうすることによって安定的に仕事がきますが、外構工事の価格をハウスメーカーが決めるため、割に合わなくてもしなくてはいけません。その分、お客様に還元されるかと思いになられる方もいると思いますが、それはすべてハウスメーカーの利益になります。そして、ハウスメーカーですと外構プランやエクステリアまですべてをプランニングするので、下請けは(協力会社)プランニングに関する知識があまりありません。インターネットで見ると、ハウスメーカーの下請けをしているところをよく見かけます。やはり、コスト削減するには、ハウスメーカーとの取引を一切せず、展示場があるのが当たり前ではなく、その分コストがかかり毎年新製品に変わったり廃盤になったりし、その度に商品の入れ替えをするのは多大なお金がかかります。その分を経費として工事に上乗せすることになるので、外構工事代も高くなります。

当社は、ハウスメーカーと一切取引をしておりません。そして、展示場もありませんがその分お客様に還元しております。

エコに配慮したエクステリア

2012/3/2

エコに配慮したエクステリア商品ですが、いま一番注目が集まっていると思われる、「太陽光発電」です。

カーポートと一体型になったものですが、発電容量もアップされたものが発売になります。

取り付け可能なカーポートは限られていますが、今後のことを考えればと思うエクステリア商品です。

ですが、価格がびっくりするように金額なので需要がどうかと思います。

やっぱり、住宅につける方が安いのが現状ですが、住宅の屋根の南側に取り付けできない場合はおすすめです。

日陰などの影響を受けやすので、設置する場所など日当たりのよいところに限られますが、検討してみる価値はあると思います。

夏場の熱い時期には、テラス屋根の熱線遮断を取り付ければ夏場の熱い日差しを遮ることができます。

その分欠点としては、洗濯物が乾きにくくなったり、多少暗くなってしまいますが、夏の冷房の効きをよくし節電効果は抜群です。

エクステリア商品も、メリットとデメリットがありますが、外構工事に効果的に使えば快適に生活を送ることができます。

エコに配慮したエクステリアも色々ありますが、エクステリア商品だけではありません。

インターロッキングなどの保水性など、ヒートアイランド現象を抑制したりする効果のあるものもあります。

その他、いろいろありますのでご相談ください。

外構・エクステリアの施工事例(その2)

2012/2/16

外構・エクステリアの施工事例の第2弾です。

前回の外構・エクステリアの施工事例←記事。参照してください。

バリアフリーを意識した外構工事

バリアフリー外構

高低差のある外構工事で、セミオープンな外構ですが、将来のことを考えてのバリアフリー仕様になっています。

スロープ部分にも車が止まれるように勾配をとっています。毎日の事だからこそ、スペースを取ってでも設けたいところです。

全体的に、ナチュラルなスタイルです。

三協立山アルミのマイリッシュ門扉に縦格子のスリットや機能門柱で統一感が出ていると思います。

ブロック施工状況

高低差がある場合に、どうしても土留めはきちんとしておきたいところです。基礎コンクリートの厚み・幅はもちろんきちんと確保し、L字にきちんと鉄筋を加工しています。

やはり、一番大事な部分ですので土圧などで傾か向かないようにし、安心安全な外構にする必要があると思います。きちんとすればその分コストがかかりますので、見積もりが安いからっと言って施工で手抜きをされないためにも、このあたりはチェックが必要です。

シンプルモダンな外構

外構工事全体写真 曲線的なアプローチ

一番目を引くのは曲線がきれいなアプローチ部分ですが、これは、レンガで縁取りその中にスタンプコンクリーを施工しています。白とステン色を基調にした代表的なシンプルモダン外構です。

カーポートは三協立山アルミのMシェードの2台用です。トラス屋根が特徴で、強度面でも申し分のないカーポートです。実際に真近でみるとすごく素敵です。広い場所だけではなく、通常の場所でも、アウトドアリビングとして、またもう一つのお庭として利用することができます。

そして、曲線マジックとよく言いますが、アプローチに曲線が入ると素敵に見えますね。

外構・エクステリアの施工事例

2012/2/15

外構やエクステリアのお役立ちのため、文章ばかりでしたが、今回は施工事例のご紹介です。どのようなエクステリア商品を使っているのかも参考になると思います。

クローズド外構

クローズド外構ですが、目隠しフェンスで閉鎖的にするのではなく、スリットのスクリーンフェンスで適度な視線を遮り、狭い敷地でもプライベートを確保しながら緑があるお庭を演出しています。

使用商品

リクシル(TOEX) ブログコート・スライド門扉(ノンレールでスムーズにスライドします。)

極小地ならではの仕様となっています。傾斜地の場合は、手前に少し土留め(レンガやピンコロ・ブロックが必要)が必要になります。

シンプルイズナチュラル

シンプルな化粧ブロックにナチュラル感ある枕木を入れたデザインです。

枕木も樹脂を使っているので腐る心配のないメンテナンスフリー素材です。特にお客様がこだわったのは、門柱のガラスブロックと風窓アクセントです。

現地で色々と組み合わせお客様と一緒に位置決めをおこないました。

アプローチの階段は、レンガに透水性樹脂舗装を敷き合間に天然石(乱形)でアクセントをつけています。

ペットとお庭で自由に遊びたいというご要望でしたので、お庭には扉を設けペットが抜けださないようにしています。

お庭には芝を敷き家庭菜園もできるスペースもあります。緑ある中でペットと憩いのひと時をおくれるのは最高ですね。

オープン外構

広々とした駐車場に互い違いの門柱でアクセントをつけたオープン外構です。

ただ、すべてが見えるオープン外構ではなく、手前に塀を設けることにより別の空間を演出。

外からの目線も抑えつつ、今後のお庭づくりも楽しみな外構です。

アプローチにも、花びらをモチーフにしたアクセントも入っています。

 

外構やエクステリアも敷地の形状などによってもかわってくるものです。色々イメージを浮かばせ、今後の外構工事にお役にたてばと思います。

外構・エクステリア施工事例こちらに詳細事例が掲載していますので参考にしてください。

外構工事のスタイルに合わせたエクステリア選び

2012/2/7

外構工事のスタイルも色々とありますが、スタイルによりエクステリアを選ぶのも変わってきます。

オープン外構は、欧米からのスタイルですが、日本独自に簡素化せれていますが、プライバシーの確保をすることはあまりできないスタイルです。

欧米では、植栽によるガーデニングなどで適度にカバーをするのですが、日本では土地が狭いので土間コンクリートの駐車場に機能門柱や門柱という殺風景な感じになるのではと思います。

しかし、オープン外構の時には、機能門柱などにはこだわってみたいものです。

建売などでは当たり前ですが、注文住宅ならそこだけでもこだわらないとまわりから建売と勘違いされることも多くあります。

実際に外構工事をしているときによく聞かれることですが、いいものを使うと建売とは言ってくる人がいません。

クローズド外構やオープン外構など、門柱やエクステリア商品によって周りからの見方が随分変わってきます。

カーポートなども、量産品でどこにでもあるようなものは安く見えるのですが、あまり見かけないものはすごく値段も高く見えるものです。

外構スタイルに応じ、門扉やカーテンゲート・跳ね上げ門扉など使うものが変わってきます。

もっとも多いオープン外構でも、セキュリティをよく考えないとプライバシーや泥棒が入ってくる可能性が高まります。

そういった場合は、照明など防犯に役立てたりするのが一番有効的ですが、後からプライバシーなどに配慮したつくりに変えたいという外構リフォームも増えています。

クローズド外構でも、目隠しなど完全に見えなくするのも防犯面でよくないので、エクステリアの選定は慎重に行う必要があります。

エクステリアの選定一つで外構の見た目が変わってきます。安い買い物ではないので、慎重にお選びください。

アドバイスはもちろんいたしますので、お気軽にご相談ください。