外構に使用するコンクリートブロックの凍害と予防策について

2012/5/1

外構工事の際、コンクリートブロックはほぼ使われるものなので施工上でも気をつけないといけない項目の一つです。ブロックのひび割れ等の大半は、施工上の手抜きということです。

コンクリートブロックの凍害と予防策

冬期、凍結でブロックが破損する要因として、ブロック接合部分にモルタル重点をしていないために雨水が侵入し、その水が凍結・膨張して破損する事例があります。

注意

ブロックに水がたまると・・・

・水の凍結によるブロックの膨張破損=凍害
・充填モルタルやブロックからの白華の折出

このような場合は、水抜き補修が必要になります。

防止策としては、凍害のおそれがある施工現場においては、次のような施工を行う必要があります。

・笠木の脱落防止及び目地部分の水の侵入防止のために、ブロック天端や横筋用空洞部などにもモルタル充填し、笠木はしっかりと固定する必要があります。

外構の際、隣地との境界にブロックを使用したり、土留めなどに使用しますが、施工方法をきちんと守らないことにより倒壊や傾いたりします。ブロックを積む基礎部分も大事ですが、ブロックもきちんとした施工を行わなければいけません。

その分、手間もかかりコストがかかりますが、みなさんは安さを追求し安全面を考慮しますか?

今の現状では、ほぼ価格で決めることに重点がおかれていますが、今後、時が流れる度にその差が歴然としてきます。

外構価格の比較はいいのですが、金額だけではないことを知っていただきたいと思います。

コンクリートブロックの特性

2012/4/2

外構工事でよく使われるコンクリートブロックの特性についてです。

コンクリート製品の特性

一般に、コンクリートブロック製品は他の建材に比べると、耐久性に富んだ建設材料です。そのため施工後のメンテナンスは、通常ほとんど必要とされません。(きちんとした施工をした場合)

しかし、近年の需要は、景観性に優れた化粧コンクリートブロックが主体となりつつあります。色合いや肌合いなど、化粧コンクリートブロックの特性をいつまでも損なわないようにご使用いただくには、状況に応じたメンテナンスが必要になります。

外観や耐久性を損なわせる原因としては、主に次のようなものがあります。これらは、一概に製品の性能上の欠陥ではありませんが、適切な予防と対策で、ある程度防ぐことができます。

 

白華

現象
「エフロレッセンス」とも言われます。主に水に融解したセメントのアルカリ成分が、大気中の二酸化炭素などと結合してブロック表面に白く表れる現象です。特にブロック製造直後や施工初期に多く、低い気温や高い湿度、雨や雪、風通しなどの影響により発生しやすくなります。レンガでよく見られますが、レンガ事態が白華するのではなく、セメントを使っている目地から発生します。

弊害
白華により製品の性能が損なわれることや、環境や人体に悪影響はありませんが、外観が損なわれるため、しばしば問題視されるることがあります。

凍害

現象
コンクリートの凍害には、2つのケースがあります。いずれも、特に気温差の大きい寒冷地で施工されたブロックでしばしば発生する現象です。

・初期凍害
コンクリートの初期硬化において、凍結または凍結融解の繰り返しにより強度低下や破損を起こす現象です。

・一般的にいわれる凍害
十分に硬化したコンクリートが、長い年月の間、凍結融解を繰り返した結果劣化するものです。

汚れ

現象
年数の経ったコンクリートブロックの表面は、雨や雪などの影響で物理的に劣化し、細骨材が露出してきます。露出面は一般的に多孔質化していくため、凸凹ができ、吸水率も高くなってきます。そこに粉塵やカビ菌が付着するため、汚れや黒ずみが生じます。
泥やホコリなどの他にも、カビや藻などがブロックの美観を損なわせる場合があります。特に湿度の高い時期や日陰に多く発生します。

注意
汚れを落とすために高圧洗浄機等を用いる場合には、事前に必ず目立たない場所でためし洗浄を行う必要があります。水圧が強すぎると、変色や剥離がおこる可能性があります。

ひび割れ

セメント製品は乾燥収縮により体積が減少します。気温の低下によっても収縮します。このような乾燥や温度変化が繰り返されると、ひび割れが発生します。発生の状況は場所や気候により様々です。

注意
コンクリートブロックにフェンス(アルミ製・木製・スチール)を取り付ける場合は、原則として重量ブロックを使用します。
特にモルタルに硬化促進剤を用いる場合は、混合剤との相性が悪くブロックに悪影響が及ぶ場合があります。
実際にあった事例では、施工時の充填モルタルに硬化促進剤を使用した場合、急激な乾燥、収縮等がおこり、フェンスの柱のところがブロックごとひび割れを起こした事例もあります。

フェンス施工など、安価な工事見積もりを出すところがありますが、硬化促進剤等を使い早く済ますエクステリア業者もいます。最初わからなくてもひび割れがおこりますので気を付けてください。

外構商材には色々な特性がありますが、それを防ぐ薬品も多く出ていますが、使用量等など取扱いがむずかしいものもありますので、外構業者の専門的なところに依頼しましょう。

外構工事をはじめる前に

2012/3/5

はじめての外構工事はあわてずに

最近では、おしゃれなデザインの外構工事が増えてきました。単にブロック塀にフェンスなど当たり前の素材ではないものも多くあります。

外構工事は、外観やデザインにこだわることが多いのですが、あまりこだわり過ぎても家の外観にマッチしなかったり、使い勝手が悪くなる場合がよくあります。

デザイン重視で外構をつくるのではなく、使い勝手や将来のライフスタイルに合わせた計画をすることも大事になってきます。

そして、外構工事をするのにあせってはいけません。

土のままやポストなどなにもないからと言って、はやく外構工事を済ませたいと思われる方がおおいのですが、それが失敗することにもつながります。

入念な打ち合わせをすることで気づくことが多く、後々後悔することが無くなります。

できれば打合せは短いことにこしたことはない外構業者も多いはずです。外構の打合せを入念にしていないと、1年も経たずに外構リフォームをしたいということを良く聞きます。

一生に一度という思いで外構プランを立てることをお勧めいたします。

外構業者の下請け依存・コスト削減

ハウスメーカーが高いのはご存じのことだと思いますが、仕事が安定するのには下請けに入ることが一番楽なやり方ですが、そうすることによって安定的に仕事がきますが、外構工事の価格をハウスメーカーが決めるため、割に合わなくてもしなくてはいけません。その分、お客様に還元されるかと思いになられる方もいると思いますが、それはすべてハウスメーカーの利益になります。そして、ハウスメーカーですと外構プランやエクステリアまですべてをプランニングするので、下請けは(協力会社)プランニングに関する知識があまりありません。インターネットで見ると、ハウスメーカーの下請けをしているところをよく見かけます。やはり、コスト削減するには、ハウスメーカーとの取引を一切せず、展示場があるのが当たり前ではなく、その分コストがかかり毎年新製品に変わったり廃盤になったりし、その度に商品の入れ替えをするのは多大なお金がかかります。その分を経費として工事に上乗せすることになるので、外構工事代も高くなります。

当社は、ハウスメーカーと一切取引をしておりません。そして、展示場もありませんがその分お客様に還元しております。

エコに配慮したエクステリア

2012/3/2

エコに配慮したエクステリア商品ですが、いま一番注目が集まっていると思われる、「太陽光発電」です。

カーポートと一体型になったものですが、発電容量もアップされたものが発売になります。

取り付け可能なカーポートは限られていますが、今後のことを考えればと思うエクステリア商品です。

ですが、価格がびっくりするように金額なので需要がどうかと思います。

やっぱり、住宅につける方が安いのが現状ですが、住宅の屋根の南側に取り付けできない場合はおすすめです。

日陰などの影響を受けやすので、設置する場所など日当たりのよいところに限られますが、検討してみる価値はあると思います。

夏場の熱い時期には、テラス屋根の熱線遮断を取り付ければ夏場の熱い日差しを遮ることができます。

その分欠点としては、洗濯物が乾きにくくなったり、多少暗くなってしまいますが、夏の冷房の効きをよくし節電効果は抜群です。

エクステリア商品も、メリットとデメリットがありますが、外構工事に効果的に使えば快適に生活を送ることができます。

エコに配慮したエクステリアも色々ありますが、エクステリア商品だけではありません。

インターロッキングなどの保水性など、ヒートアイランド現象を抑制したりする効果のあるものもあります。

その他、いろいろありますのでご相談ください。

外構・エクステリアの施工事例(その2)

2012/2/16

外構・エクステリアの施工事例の第2弾です。

前回の外構・エクステリアの施工事例←記事。参照してください。

バリアフリーを意識した外構工事

バリアフリー外構

高低差のある外構工事で、セミオープンな外構ですが、将来のことを考えてのバリアフリー仕様になっています。

スロープ部分にも車が止まれるように勾配をとっています。毎日の事だからこそ、スペースを取ってでも設けたいところです。

全体的に、ナチュラルなスタイルです。

三協立山アルミのマイリッシュ門扉に縦格子のスリットや機能門柱で統一感が出ていると思います。

ブロック施工状況

高低差がある場合に、どうしても土留めはきちんとしておきたいところです。基礎コンクリートの厚み・幅はもちろんきちんと確保し、L字にきちんと鉄筋を加工しています。

やはり、一番大事な部分ですので土圧などで傾か向かないようにし、安心安全な外構にする必要があると思います。きちんとすればその分コストがかかりますので、見積もりが安いからっと言って施工で手抜きをされないためにも、このあたりはチェックが必要です。

シンプルモダンな外構

外構工事全体写真 曲線的なアプローチ

一番目を引くのは曲線がきれいなアプローチ部分ですが、これは、レンガで縁取りその中にスタンプコンクリーを施工しています。白とステン色を基調にした代表的なシンプルモダン外構です。

カーポートは三協立山アルミのMシェードの2台用です。トラス屋根が特徴で、強度面でも申し分のないカーポートです。実際に真近でみるとすごく素敵です。広い場所だけではなく、通常の場所でも、アウトドアリビングとして、またもう一つのお庭として利用することができます。

そして、曲線マジックとよく言いますが、アプローチに曲線が入ると素敵に見えますね。

外構・エクステリアの施工事例

2012/2/15

外構やエクステリアのお役立ちのため、文章ばかりでしたが、今回は施工事例のご紹介です。どのようなエクステリア商品を使っているのかも参考になると思います。

クローズド外構

クローズド外構ですが、目隠しフェンスで閉鎖的にするのではなく、スリットのスクリーンフェンスで適度な視線を遮り、狭い敷地でもプライベートを確保しながら緑があるお庭を演出しています。

使用商品

リクシル(TOEX) ブログコート・スライド門扉(ノンレールでスムーズにスライドします。)

極小地ならではの仕様となっています。傾斜地の場合は、手前に少し土留め(レンガやピンコロ・ブロックが必要)が必要になります。

シンプルイズナチュラル

シンプルな化粧ブロックにナチュラル感ある枕木を入れたデザインです。

枕木も樹脂を使っているので腐る心配のないメンテナンスフリー素材です。特にお客様がこだわったのは、門柱のガラスブロックと風窓アクセントです。

現地で色々と組み合わせお客様と一緒に位置決めをおこないました。

アプローチの階段は、レンガに透水性樹脂舗装を敷き合間に天然石(乱形)でアクセントをつけています。

ペットとお庭で自由に遊びたいというご要望でしたので、お庭には扉を設けペットが抜けださないようにしています。

お庭には芝を敷き家庭菜園もできるスペースもあります。緑ある中でペットと憩いのひと時をおくれるのは最高ですね。

オープン外構

広々とした駐車場に互い違いの門柱でアクセントをつけたオープン外構です。

ただ、すべてが見えるオープン外構ではなく、手前に塀を設けることにより別の空間を演出。

外からの目線も抑えつつ、今後のお庭づくりも楽しみな外構です。

アプローチにも、花びらをモチーフにしたアクセントも入っています。

 

外構やエクステリアも敷地の形状などによってもかわってくるものです。色々イメージを浮かばせ、今後の外構工事にお役にたてばと思います。

外構・エクステリア施工事例こちらに詳細事例が掲載していますので参考にしてください。

外構工事のスタイルに合わせたエクステリア選び

2012/2/7

外構工事のスタイルも色々とありますが、スタイルによりエクステリアを選ぶのも変わってきます。

オープン外構は、欧米からのスタイルですが、日本独自に簡素化せれていますが、プライバシーの確保をすることはあまりできないスタイルです。

欧米では、植栽によるガーデニングなどで適度にカバーをするのですが、日本では土地が狭いので土間コンクリートの駐車場に機能門柱や門柱という殺風景な感じになるのではと思います。

しかし、オープン外構の時には、機能門柱などにはこだわってみたいものです。

建売などでは当たり前ですが、注文住宅ならそこだけでもこだわらないとまわりから建売と勘違いされることも多くあります。

実際に外構工事をしているときによく聞かれることですが、いいものを使うと建売とは言ってくる人がいません。

クローズド外構やオープン外構など、門柱やエクステリア商品によって周りからの見方が随分変わってきます。

カーポートなども、量産品でどこにでもあるようなものは安く見えるのですが、あまり見かけないものはすごく値段も高く見えるものです。

外構スタイルに応じ、門扉やカーテンゲート・跳ね上げ門扉など使うものが変わってきます。

もっとも多いオープン外構でも、セキュリティをよく考えないとプライバシーや泥棒が入ってくる可能性が高まります。

そういった場合は、照明など防犯に役立てたりするのが一番有効的ですが、後からプライバシーなどに配慮したつくりに変えたいという外構リフォームも増えています。

クローズド外構でも、目隠しなど完全に見えなくするのも防犯面でよくないので、エクステリアの選定は慎重に行う必要があります。

エクステリアの選定一つで外構の見た目が変わってきます。安い買い物ではないので、慎重にお選びください。

アドバイスはもちろんいたしますので、お気軽にご相談ください。

門柱の位置など

2012/2/1

門柱の位置やスタイルなどは外構のスタイルによって変わってきますが、一般的に多いのが住宅の玄関から直線よりずらして設置することが多いです。

玄関まで直線にすると、魔が入ってくるという意味合いで門柱で出入り口を玄関の直線部から遮るようにします。

沖縄の方ではよく見受けられる光景です。

それ以外でも、方位などを気になされる方は鬼門にもってくるのを好みませんが、どうしてもという場合は、ナンテンなどを植えたりしますが、そのようなスペースがない場合は、オーナメントや表札にもナンテンがついたものがあるのでそれらをもちいるといいと思います。

その他で、風水を気になされる場合もあるので一概に門柱の位置を決めることができませんが、今は気になされる方も少なく、予算重視で見栄えが一番という要望が一番多いと思われます。

門柱も、外構工事において重要な部分でその住宅の顔とも呼べるところなので、こだわりたいところでもありますが、デザイン重視でしてしまうと構造上に問題が出る場合があるので注意が必要です。

そして、門柱には表札・ポスト・照明などを取り付けたりします。既製品でも門柱はありますが、一般的に多い物は「機能門柱・機能ポール」などでデザイン性や機能重視するのも良いと思います。

門柱もオリナルで描いて実現してもらうのもいいかもしれません。

外構のお悩み相談

2012/1/30

外構工事も最初のうちにきちんとしていればよかったのにと思うことは多いと思います。

よくあるご相談で、建物のまわりに砂利を敷きたいというご要望がよくあります。

通常は、防草シートを敷きそのうえに砂利などをいれるのですが、至るお宅では草が生えてきているところを見受けられます。

工事をしているときに隣地の方からご相談を受けたことがあるのですが、ちょうど防草シートを敷き砂利入れをしていたので気になったのでしょうか。

隣地のお宅も砂利を敷いていたのですが、あちらこちらに雑草が伸びていたので、砂利を少し取ると土だったので一度砂利をとり防草シートを敷くことをおすすめしました。

防草シートを敷いても、風などで種子が運ばれてくるので生えないことはありませんが、根っこが張らないので取りやすくなります。

竹などは抑えることができないので、防竹シートと呼ばれる専用のものでやる必要があります。その他雑草により、強力防草シートを使わなければいけない場合もありますが、価格も全然変わってきますが、最初にきちんとしておけば後のメンテナンスが楽になります。

以前、竹の根っこがすごいのでなんとかしてほしいということがありましたが、竹の根は少しでも残っているとそこから成長するので、隣地との間に防竹シートをし、できる限り竹の根をとり、あとは伸びてきたところに除草剤などを塗りこむしかないかと思います。

なにごともメンテナンスを行うことで、建物や道路など維持されているので、放置すると数十年後には森に変わってくるのと同じなので、いかにメンテナンスを楽にするのがカギだと思います。

外構工事における価格は手間で違う

2012/1/23

外構工事は、手抜き工事と・きちんとした施工では価格は変わってくるものだと思います。

ブロック塀など、鉄筋の組み立てをきちんとするのと、根付けと言われるブロックを積んでから差筋というただ差す鉄筋だと手間が変わってきます。

後者の差筋だと構造上もダメというのはわかりきったことですが、この工法がだいたい行われているのが現状だと思います。特に建売はこのやり方で行われています。

鉄筋の組み立て作業が無く、材料費も抑えられるので安くなるのは当然の事ですが、耐震性など考慮されておらず完全な手抜き工事です。

鉄筋の組み立てを行うのも作業量の違いはありますが、半日以上かかり材料費もかかるのでこれだけでかかる手間が違ってきます。基礎コンクリートの幅や厚さも基準通りにするのとしないのでも変わってきます。

駐車場の土間コンクリートも基礎の砕石の厚さやコンクリートの厚さ・鉄筋などの太さによっても違いがでてきます。

どのような外構工事においても、手間と材料費をかえるだけでかかる価格もかわってきます。

以前も書いたことがありますが、他業者で鉄筋などをきちんとしたことがないというお話をしたことがありますが、このような会社は、知識不足か利益重視・仕事ほしさなのかもしれません。

エクステリアの工事も基礎などをきちんとしなければいけないのですが、そこでも手を抜くことができます。当社では保証書を出すので、きちんとするのは当然ですが、メーカーから工事店として紹介されているので当たり前だと思います。

一度皆さんも施工状況をポイントごとに確認してみることも必要だと思います。

これから外構工事やエクステリア工事をご検討の方は、価格だけではなく施工の仕方で価格が変わってくるということも頭にいれておく必要があると思います。

エコロジーに対応するエクステリア商品

2012/1/7

最近では、原子炉について様々な問題があり、自然エネルギーが重要視されています。

そこで、外構にも自然エネルギーを取り入れ自然環境に配慮し、次世代に残していけるエクステリア商品のご紹介です。

太陽光発電システムで始めるエコライフ

一般的には住宅の屋根に取り付けるというのは当たり前ですが、カーポートの上に太陽光発電システムを取り付けるkとが可能になっています。

システムもほぼ住宅と同じですが、住宅の太陽光発電とは別の経路での配線が必要になってきます。

そして、ただどんなカーポートの屋根上にというわけにはいきませんが、各メーカーとも取り付け可能なものがあります。

三協立山アルミのソーラースターなど、他のメーカーとは違いすっきりとした取り付けが可能です。今現在、施工件数は少ないですが、今後増えてくるものだと思います。

三協立山アルミの太陽電池モジュールは、光から電気への効率の高い単結晶シリコンを採用しているので、採光面積約30%のライトスルータイプで屋根下を適度な明るさに保つことができます。

そして、ソーラーパワーコンディショナも効率よく交流に変換し、万一、災害時などで停電しても太陽光があれば交流電力を出力し非常用にも役立ちます。

カラーモニター付きで家庭内の電力状況をリアルタイムで表示したりするので、心配ありません。

住宅の屋根上と違い、カーポートの屋根上なので、設置できるところも限られますが、日照状況も夏場と冬では変わってきますので発電能力などフルに発揮できない場合もありますが、一度検討してみる価値があると思います。

ソーラーだけではなく屋上緑化も進んできていますが、メッシュフェンスにツルなどを絡ませたりエクステリア商品を有効活用できればと思います。

今後もエクステリア商品もエコで省エネをめざし発展していってもらいたいものですね。

エクステリアはなぜ高い

2012/1/3

外構工事の中でもエクステリア商品は高いというイメージがありますが、ハウスメーカーなどでしたらほぼ定価売りに近く相当な金額になってしまいます。

外構では、カーポートなど予算が無い場合は真っ先に削られるところですが、あとあとつけるのもコンクリートを壊したりと高くつくこともあります。

機能門柱なども、一番安いものだとぱっとしないので、少しグレードをあげただけで金額がアップしてしまいます。

特にカーテンゲートなどを手動ではなく電動にしただけで、これまた金額が大幅アップになってしまいます。

ですが、住宅のキッチンなどを考えてみると、外構のエクステリア商品は決して高いものでもありません。

大体が定価の半額ぐらいになりますが、フェンスなどグレードのいいものや、縦格子のスリットなどを入れたりすると、突出してエクステリアが高く思えるのではないかと思います。

予算があるなら、ワンランク上の門扉やフェンス・カーポートを取り入れれば、やはり、ワンランク上だけあって、頑丈でデザイン性もアップします。

見比べるだけで、上質なものは違うのがはっきりわかりますが、なかなか外構に予算がまわせないということの方が多いと思います。

特にネットでのお問い合わせははっきりしています。ただ安ければよいと思われる方が大半ですが、ハウスメーカーに比べるとかなりエクステリア商品が格安になるのは事実です。

安くてワンランク上の外構工事にしたいとネットからの問い合わせもあります。その場合、ハウスメーカーなどに比べて格安な分、エクステリア商品をグレードアップしても安くなる場合が多いので、一度は問い合わせてお見積りを取ることをお勧めいたします。

決して安いものではありませんが、エクステリアも格安で販売しているところもありますので、よく調べたうえで考えることも必要かと思います。

外構工事に絶対必要なものとは

2012/1/1

外構工事は、住宅を優先に考えるのであまった予算で工事をするということが多いのですが、外構工事に絶対に必要なものを考えるのも重要なポイントです。

必ずと言えばポストや表札などははずせないものですが、駐車場も欠かせない部分でもあります。

デザインにこだわると、あまった予算だけではできないことが多いのも外構工事です。

一般的に高いというイメージがありますが、決して住宅と考えれば高いものではありません。

必要最低限のものをピックアップしておくのも必要なことです。

エクステリア商品でも、カーポートやサイクルポート・フェンスやカーテンゲートなど外構スタイルやライフスタイルの重点のおきかたによっても変わってきます。

何を優先的に取り入れるかも大事な要因ですが、後からできるものを最優先的に省くことも必要です。

基本あとからと考えた場合は、やらないということも多いのですが、生活していくうえで絶対に必要なものはあるはずです。

必要なものまで削って外構工事をしてしまうと、後々使いかっても悪く、のちの工事も大幅にかかってしまうことがあるので、重要な部分を考えることを優先させてください。

DIYで施工してコスト削減を考えることが多いと思いますが、自分で施工するのも工具や説明書などを理解して工事をするのも大変なことです。

以前もDIYでしたいという要望がありましたが、結局できないのでお願いされたことがあります。

ですから、必要最低限の外構イメージを考えておくのも必要なことだとつくづく思います。

外構・エクステリア素材の錆などについて

2011/12/30

外構工事も年内はようやく終わりました。年明け2012年1月6日からの仕事始めとなります。慌ただしい工事となりましたが、今日も土間コンクリートの打設工事をもって終わりましたが、問い合わせは昨日までの受付とさせていただいております。来年もよろしくお願いいたします。

今回は、外構に使う素材やエクステリア素材の錆についてですが、絶対に錆びない素材はないということを頭にいれておいてほしいと思います。

樹脂系統も劣化とともに耐久性が低下しますが、最近のお客様で錆などをきになさる方が少数いらっしゃいますのでお答えしたいと思います。

アルミ素材の錆について

アルミは鉄・スチールなどと比べ、錆に強い素材です。ただ、表面の汚れを長時間放置しておくと腐食する場合が あります。 原因としては、大気中のほこり・すす・鉄・排気ガス・海塩などが付着し、これらが湿気や雨水の影響を
受け、化学作用や電気化学反応でアルミが錆びてしまいます。

色々な要因で錆が発生するということです。

ステンレスの錆について

ステンレスは耐食性に優れた素材です。ただ、表面の汚れを長時間放置しておくと腐食する場合があります。環境によって、付着物による“もらい錆”を受けるためです。原因としては、大気中のほこり・すす・鉄・排気ガス・海塩などが付着し、これらが湿気や雨水の影響を受け、錆びてしまいます。

このような錆の原因で発生するので、どのような素材も日ごろからのお手入れが必要になってきます。

外構素材について、アルミでもステンレスでもお手入れをおこたると錆が起こってしまいます。

絶対に錆ないようにするのはお客様ご本人ですので、これは、保証外ですのでお気をつけてください。

外構工事は価格だけで選ぶのは危険

2011/12/25

最近は、外構工事が忙しくなかなか見積もりなどができずご迷惑をおかけしていますが、年内は、基本的に受付をしていない状況です。

外構工事は、価格だけで判断すると危険な場合が多いのは事実ですが、安いことにこしたことはないと思います。

しかし、限度というものもあり、ブロックの基礎などの鉄筋の組み立てなど大半のところはしていないのが現状ではないかと、いろいろな外構現場を見ているとわかるところもあります。

そして、ブロックのモルタル充填などきちんとするだけで、時間や手間・材料費もかかります。

その辺を少し手を抜くだけでも大分施工短縮にもなるのですが、そういうことは決してしてはいけないことです。

ですが、実際はほとんどの所は手を抜いています。ひどいところはゴミなどを詰めているところもあるので、本当にびっくりすることがあります。

エクステリア商品の組み立ても、基礎の部分を手を抜くだけで価格も変わってきます。

すべてを疑っても仕方ないと思いますが、価格があまりにも安い場合などは気を付けた方がいいと思います。

外構工事は価格だけで選ぶのは危険ということだけは頭に入れておいた方がいいかもしれませんね。